30代キャリアを考える作業部屋

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資格 ISMS-CLS審査員 取得・登録方法について

経緯

きっかけ

bearts.hatenablog.com

上記記事でISMS審査員補となるための研修に合格し、登録しようと調べていたところ、ISMS-CLS(ISMSクラウドセキュリティ)という単語を発見。。。こちらを調べたら、最近クラウドサービスが増えてきており、そちらに特化した審査員補があるという。。。また、資格基準にはISMS審査員補になってる必要があるとのこと。
最近、自社でもクラウドサービス導入だけでなく、プロダクト開発も進めたりしているので、知見を増やすため、懲りずに研修参加。

資格基準

www.jrca-jsa.or.jp 詳細は上記のISMSクラウドセキュリティ審査員の資格基準を参考。

以下3点をクリアする必要があります。

  1. ISMS 審査員登録済 ISMS審査員(ISMS 審査員補、ISMS 審査員、ISMS 主任審査員、ISMS エキスパート)であるかどうかです。
  2. 審査員研修コース修了(外部研修)
  3. 申請登録料

ISMS審査員同様、一番難しいのが審査員研修コース修了でした。

審査員研修コース

こちらも外部研修になるので、ISMSクラウドセキュリティ審査員研修と検索すれば、様々なところで研修を行っています。

ISMS審査員であることから、前提知識取得・専門特化しているため、ハードルは少し低いですが、それでもって感じ。

  • 高額であること
    • 税込107,800円であり、取得するには覚悟がいる金額。 また、会社の教育費用で補いました。
  • 平日の朝から晩まで3日間缶詰状態であること
    • こちらは研修先によりリモート研修(一部)がありますが、忙しいサラリーマンにとっては厳しい。リモート研修でも内職できる状況ではなく、ディスカッションや質疑応答などもあります。(審査員としての態度も評価対象となります。)
  • 最終試験対策が短いこと
    • 3日間連続講習の最後に出題範囲全て。。。講義資料・メモの持ち込みOKではあるものの、平日の復習・見直しが出来るのかがポイントとなる。

審査員研修コースの合格ポイント

なんやかんやで合格した私としては、抑えておいた方が良いポイント。結局ISMSと同じ対策しかない。

  • 付箋・マーカー
    講義中に試験に出題されるポイントを講師の方が言ってくれます。その部分を聞き漏らさず、付箋とマーカーすること。その部分をひたすら復習。

  • 授業態度
    態度が悪い場合、最終試験に受験資格がなくなるため、当たり前ですが居眠りなどは厳禁。模擬審査やディスカッションなどで、審査員として適切な対応が取れているか、講師は確認しています。

  • 仕事の調整
    意外とこれが重要。講義中や講義終了後に、メール・チャット確認・返信、緊急対応(こういうときに限って起きる)などがありましたが、乱されます。復習や見直しの時間が少なくなる。

再試験

1回は有料で可能。確か5,000円から1万円。

審査員登録方法

www.jrca-jsa.or.jp 詳細参考は2.申請書様式

提出書類

登録申請等各種手続きの手引き第I章 各種申請及び届出の手続き>審査員補(新規登録)を参考

  1. 登録申請書[誓約含む](様式1-I)
    必ず押印。
    ロ-マ字氏名は、姓(すべて大文字)、名(頭文字は大文字、他は小文字)の順に、原則としてヘボン式ローマ字表記(パスポートと同じ表記)で記入。
  2. 卒業証明書等の写し
    指定なし(私は直近6ヶ月以内
  3. 業務経歴書(様式2B)
    情報技術分野と情報セキュリティ分野のそれぞれを記載
  4. 研修コース修了証(合格証)の写し
    コンビニでコピー印刷を提出
    ※研修コース修了からすでに5年を過ぎている場合は再研修
  5. 払込み連絡票(様式8)
    新規5,500円
  6. 顔写真
    指定あり(直近6ヶ月以内 審査員カード掲載用の顔写真(縦45mm×横36mm、又は縦30mm×横25mm)の提出。原則として、正面、無帽、無背景、直近6ヶ月以内に撮影したものとし、裏面に氏名を記入
  7. 本人確認資料
    運転免許証、個人番号カード、パスポート、住民票、健康保険証等の写(私は運転免許証のコピー
  8. 領収書依頼票(様式13)
    必要であれば申請

支払先・提出先

登録申請等各種手続きの手引き20.申請登録料の支払い及び申請書類の提出先を参考