自身の専門スキルとは?何屋なのか?
経緯
きっかけ
人生100年時代を考えたときに、今の会社で、今のキャリアで、何ができるか、と毎日もやもやしながら、がむしゃらに業務を行っていました。結果として、責任を負う立場(マネージャー職)をいただけましたが、これは今の会社だから通じるだけであり、他社では通用するのか?と思うようになりました。
スキルの棚卸し
振り返れば、自身のスキルは広く浅くがほとんどでした。職種経験としては以下となり、周囲からは何でも屋・ゼネラリストとなど言われておりました。
- プログラマ
- インフラ(クラウドサーバ)
- 情報システム(予算管理、IT資産管理、社内ヘルプデスク、ネットワーク、オンプレサーバ)
- 社内SE(会計・人事)
- セキュリティ(ISMS審査員)
- DX
- 総務
- SX(サスティナブル)
- 内部統制(J-SOX)
自身の専門分野(要は、私は「何屋」なのか?)
職種経験からIT領域のスペシャリストと思われがちですが、IT領域の中でも専門スキルは沢山あり、各専門分野(以下、スペシャリスト)との会話や調整は問題なく行えますが、スペシャリストとしてのスキルレベルは大きく異なります。
では、自身は何をやってきたのか?というと
若手
IT領域のプレイヤー(どの分野も1,2年、合計5年程度)
3年目以降から、様々なプロジェクトのサブポジションに参画中堅以降
IT領域の知見から業務改善プロジェクトのPM・PL 各分野の部署・チームのマネジメント
上記から、この会社での業務改善プロジェクト運営には特化しているのがよくわかります。
他社でも業務改善プロジェクト運営が専門分野?
PMやPLの採用募集は探せば見つかります。ただ、多くのPMやPLの募集は、事業分野に特化しており、私の経験分野はバックオフィスとなりますので、なかなか見つかりません。
というのも、採用の立場で考えみると分かりやすいのですが、どのような人材を採用すれば、経営戦略・事業戦略・部署戦略に大きく貢献できるのか?ということを考えて採用を行なっているはずです。(私も採用を行なっている立場であり、この認識です)
事業分野のPMやPLという役割は、事業の拡大・撤退にというリスクが明確化されていますが、バックオフィスはそうはいきません。 会社として、業務改善プロジェクトのPM・PLが必要であるのは理解しているものの、その方が「所属する会社の人達」をPM・PLとして引っ張っていけるかは、風土や文化も異なるので、各専門領域の実績などから判断して任命することが多いと考えています。
仮に、PM・PLとしての役割前提で採用したのに、風土や文化の違い、もしかするとプロジェクト運営のスキル不足により、大炎上を起こしてしまうかもしれません。 それを考慮すると、まずは実績を作っていただくためにも、専門スキルを明確化している方が、双方にとってwin-winとなります。
私の話に戻すと、上記からいずれかのバックオフィスの部署に所属する必要があると思っております。バックオフィスのPMやPLはコンサルが担うことが多く、私が行っている役割の職種というのは、いまだに出会ったことがないです。(コンサル会社ではあるかもしれない)
他社でも通じる自身の専門分野とは?
自身の専門分野(要は、私は「何屋」なのか?)でも話したように、どれも広く浅い状況です。 では、なぜ今の会社で専門スキルがない中で、活躍できているのか?という疑問になりますが、それは長年いることによる上下間の信頼度と業務課題が見えているからです。 それはマネジメントというスキルという話も出たりしますが、本当に優れているスキルとはどの会社でも同じ結果が出ることではないかと考えています。 そうしたときに、自身のマネジメントというスキルは、今の会社で多くの方に支えられて成り立っているスキルとなります。
他社でも通じる専門スキル磨きをしてこなかった?
以下のようなフェーズでスキル化されていくと考えているのですが、
- キッカケ(好きかも、なりたいかも、必要かも)
- 出来る(数回のトライ&エラーと成功体験)
- ハマる(繰り返すのトライ&エラーと成功体験)
- スキル化(各領域のスペシャリスト)
2と3の間で、いつも停滞することが多いです。
なぜかというと、この2と3の過程で、自身の役割が不要となり、別の業務へ参画することが非常に多かったです。これは自身が置かれた環境で成長で変わると思いますが、私の組織では求められる業務課題・スピードが速く数年で様々なことを求められて急拡大していきました。(職種が広く浅くなっているのは、それが要因でもある)
- なぜ断らなかった?
- サラリーマンである以上、全ては断れない点
- 自身が幅広い経験することが楽しかった点
- 今からでも専門職種へ異動すればいい?
- 既にスペシャリストが存在する点
- 上記から給与が大きく下がる可能性がある点(大きな理由かも)
- 自身の役割を担う方がいない点(特殊な領域となる)
- 既にスペシャリストが存在する点
他社でも通じる専門スキル磨き
本ブログを作業部屋として、言語化できるスキルの明確化を目指していきます。